株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

DXは「変革」

高度経済成長期、良い物を作ればどんどん売れる時代でした。

現代はというと、物が溢れる時代になり、良い物を作ってもなかなか売れなくなってきました。
また、以前は国内企業との競争でしたが、今はインターネットが普及し、手軽に海外商品も購入できるようになり、国内外を問わずビジネス競争をしなければなりません。
日本は、丁寧で高度な技術を使い、質の高さで勝っていましたが、今はその技術継承が、人手不足や、個人の技術にたよってきた事による属人化により継承途絶えるかもしれないという危機がせまっています。

海外はというと、早くからITやAIの技術を用いて、精密なデータを収集する事により、安くて高品質な商品を生産できるようになってきています。

残念ながら、これからも人手不足は進む事は、この少子高齢社会から考えると間違いないようです。
ならば、どうしたら良いか。

それは、生産性を高め、元より質の高い商品を作ってきた技術を維持、向上させる事が重要になってきます。

生産性を高めるには、IoTを取入れ、少しずつでもDXを進めていく事が大切になってきます。DXはデジタル化でもIT化でもなく、『変革』です。往来のやり方にしがみつくのではなく、柔軟な発想や新しい考え方などを取り入れ、インダストリー4.0(第4次産業革命)とも言われる時代に取り残されないようにしなくてはなりません。