株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

なぜDXが今必要なの?

なぜ、製造現場で今DXが必要なのか?

それは、この国が推し進めている方針だからです。と言われても、なかなか理解は出来ても、ぜひとも導入したい!行動を起こさなくては!!!とは、なかなか思えないものですよね。

少し、具体的に考えてみましょう。

これからの時代はどう動くと思いますか?そして、会社はどういう会社であるのが良いと思いますか?

周りの環境変化は特になく、技術の高いベテラン社員が次の世代に技術を継承し、その技術をまた次の時代の世代に継承する今までと大きな変化のない、安定した会社。
それとも、
少子化が進み、人口減少に伴い人手不足に拍車がかかり、高い技術を持っている社員は高齢化が進み、退職し技術の伝承がうまく伝わらず、たとえ伝わったとしても転職などで一部の人しか持っていない技術が求められても対応できない会社。
または、
今のうちから、変化を予想していずれ訪れる時代の波への対応を準備し、少子高齢化対応、技術伝承対応をどう乗り切るかの準備や進行を行う、変化に対応できる会社。

もしも、このまま時代が今までと何も変わらないのであれば、変革なく同じ毎日を送り、会社を維持していきたいと思うのが大半ですよね?

でも、時代は刻々と変化しています。少子高齢化、デジタル競争、機械の老朽化、グローバル社会での生き残り、課題は山とでてきています。
このコロナ禍で体験した変化を思い出してください。当たり前だった事が当たり前でなくなりました。緊急事態宣言が発令されテレワークの導入率は1ヶ月で2.6倍と大幅な増加。(製造業の現場ではテレワーク導入はなかったという話も聞きますが、あくまでテレワークは一部の例です。)これまでテレワークを導入していなかった企業が導入し、多くの企業文化(固定観念)に変革を起こしました。

経済産業省が2021年に「DXレポート2中間取りまとめ」では、『ビジネスにおける価値創出の中心は急速にデジタルに移行しており、今すぐ企業文化を変革しビジネスを変革できない企業は、デジタル競争の敗者に』と記しています。

製造業も例外ではありません。今まで人の力で生み出されていた強味(高い技術力の製品)が世界的にデジタル技術が進んだ事によって通用しなくなりつつあります。
変革を恐れ、現状のままでは【2025年の崖】に直面してしまいます。

では、どうするか!となった時にでてくる答えがDXなのです。