株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

現場の課題把握を

日本のシステム導入への取組みは、まだまだ進んでいないのが現状です。
そして、実は大手企業より中小企業の方が取り組みやすいという考えもあります。

理由としては、大手企業では組織が複雑化されていて、社内調整や方向性の統一に多くの時間と労力を費やす必要があるからです。
中小企業の場合、経営者が主導となって社員全体をとりまとめ行動する事で、計画や導入などに素早く対応できると考えられます。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)【DX白書2021】では
「DXの推進にあたっては、経営層、IT部門、事業部門などの関係者が対話を通じて共通理解を形成し、ビジネス変革に向けたコンセプトを共有した上で、推進施策に取組むことが重要である。」
と、記載があり、DXを進めるにあたって企業全体の意識統一が重要だと記しています。

経済産業省が2018年に提唱した『2025年の崖』(なにも変化を起こさないままでいると、2025年には最大12兆円/年の経済的損失がでるという問題)まで、あと少しです。現在の業績が安定しているからと、変化・変革を起こさずに、これからの時代に取り残されては、いつ存続の危機が訪れるかわかりません。

初めてDXという言葉を知った方や、DXは知っているが何をすれば良いかわからないという方には、まず現場の課題を抽出するところから始める事をお勧めします。
ぜひ、企業一丸となってご検討ください。
GENBA-DXは現場の稼働状況把握を行い、現場の課題を見つける有効なシステムだと言えます。