株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

守りのDX・攻めのDX

DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するにあたって、「守りのDX」と「攻めのDX」というものがあります。

「守りのDX」は
これは、現在行っている既存の事業の効率化や生産性の向上や自社製品に付加価値を付ける事などで、自社でコントロールが可能な改革であると言えます。

「攻めのDX」は
デジタルの力を使って、新たな価値を生み出し、新規ビジネス市場に進出したり、ビジネスモデルを変革したりして、競争力を強化する事です。

どちらから始めても良いですが、資金力や人材が潤沢にないのならば、「守りのDX」から始めることをおススメします。まずは、デジタルに慣れる事、デジタルを使用する事によってデジタルの便利さを知る事は大切です。DX推進には資金も労力もかかります。ここで大切なのは、守りのDXに満足してしまわない事です。いずれは「攻めのDX」へ進めるように、しっかりと目的や目標を持って物事を進める必要があります。

DXというと難しく考えて身構えてしまう人もいるかもしれません。まずは、デジタルで少し社内業務を楽にする事から考えてみるのはどうですか?

誰でも、何かを始める事には躊躇しがちですが、自分の手元を見てください。10数年前にはなかった、スマートフォンを皆さん上手に使いこなしているじゃないですか。昔はPCを起動しないと調べられなかった検索もスマートフォンを上手に使って、すぐに知りたい事を調べ、電卓を用意して計算していた事も、スマートフォンのアプリ1つでOKです。

デジタルカメラを持って行かなくても、高性能機能のカメラも入っています。
すでに、デジタル機器で楽をする経験をほとんどの方がしているのではないですか?

今度は、社内業務でそれと同じ体験をして、デジタルと変革の苦手意識をなくし、どんどんDXを推進していきましょう。