株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

「中堅・中小企業向けデジタルガバナンス・コード実践の手引き」からDX成功の手がかりを

DXを推進したいと思っていても、何をすればよいのか分からない・・・。
DXについて色々と調べたけれど、聞きなれない言葉が多すぎて、現実味をなかなか感じられない。そう思う方は多いと思います。
なぜなら、DXは新しい技術を取り入れたり、これまでとは違った方法で問題を解決に導いたり、未知の事が多々あるからです。そして、正解も1つではなく、色々な正解があり、その中には、成功にたどり着く前にいくつかの失敗を経験する事もあります。
そういう時に、参考にしていただきたい1つとして経済産業省からでている、中堅・中小企業等向け「デジタルガバナンス・コード」実践の手引き(要約版)があります。
(こちらは要約版でなく本体もありますが、要約版はより分かりやすくまとめられているので、時間がない方でも読みやすいです)

DX推進において経営者が考えるべきことを分かりやすく提示し、イラスト付きでDXの必要性と可能性を伝えてくれています。
そして、事例を3つ挙げ、DX成功までの道のりを説明していて、イメージしやすいです。
その中でDXの成功ポイントを5つ紹介しています。

  1. 気づき・きっかけと経営者のリーダーシップ
  2. まずは身近なところから
  3. 部外の視点、デジタル人材の確保
  4. DXのプロセスを通じたビジネスモデル・組織文化の変革
  5. 中長期的な組織の推進

DX推進に行動を起こしたいと思っていても、なかなか一歩を踏み出せない方も、この手引きから、何かを感じ取り、まずは自社を見つめ直すところから始めてみてはいかがですか?
いきなり大きな行動をとると、失敗した時のダメージが大きいのでおススメできませんが、そうかと言って、何も行動を起こさないとこれからの時代に取り残される事になりかねません。
「DX」,「DX」と考え過ぎずに、自社をよりよく改善する手引書として一読するのもおススメです。

(経済産業省)中堅・中小企業向けデジタルガバナンス・コード実践の手引き:tebiki-yoyaku.pdf (meti.go.jp)