DXコラム
Society5.0
『Society(ソサエティ)5.0』とは、内閣府より第5期科学技術基本計画にて、我が国が目指すべき未来社会の姿として提唱されました。
Society(ソサエティ)とは、日本語で社会という意味です。
これまでの日本はSosiety1.0からSosiety4.0へと段階を進んできました。
Society1.0・・・狩猟社会
Sosiety2.0・・・農耕社会
Sosiety3.0・・・工業社会
Sosiety4.0・・・情報社会
現在はSociety4.0の情報社会になります。
人が自分でサイバー空間(クラウド)にアクセスして、情報やデータを入手、分析を行っています。
これは、運転で例えるならばカーナビに目的地を設定して(クラウドにアクセス)、目的地まで運転する(もらった情報を元に目的地まで運転)。
Sosiety5.0はサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより実現する社会です。
サイバー空間・・・コンピューターやネットワークなどで作られた仮想空間
フィジカル空間・・・私たちが普段過ごしている現実社会
こちらも運転で例えるならば、目的地を車に設定したら車が自動でセンサーや情報をもとに自動で目的地まで運転してくれる(センサー情報などを元に現実の車が自動で運転して目的地に連れて行ってくれる)。
Sosiety5.0とDXは近い存在です。
デジタルやIT技術を使って、より人々の生活を豊かにするのがDX(初めにDXを提唱したエリック・ストルターマン教授の概念)
経済発展と社会的課題の解決をIoTやAIなど先端技術を取り入れ解決しる社会にしようという考えがSosiety5.0です。
どちらも、最新のデジタル技術を使って人々の暮らしをより良くしたいという思いが詰まっています。
最新技術を使用して、これからの少子高齢化、地球温暖化、食糧問題、など多くの問題や課題を解決し、より生活が豊かになる事を目指しています。
そしてそれは、地域、年齢、性別、言語等による格差がない社会であり、そこにたどり着くには様々な困難を伴うと予想されますが、日本は果敢にチャレンジすると内閣府が発表しています。
DXも同じですが、何もしないと問題は何一つ解決されません。例え、多少の失敗をする事があっても、現在抱えている問題を解決するために動くという事が成功への一歩だと思います。
日本はデジタルに遅れをとってはいますが、政府はDX推進を経済産業省より発表し、内閣府からはSosiety5.0を提唱して今後の日本の向かうべき未来へと目標を定めています。
これから時代が変化していく中で、我々は目指すべき未来へ向かって何ができるのかを考え、変革を恐れず進むことにより、時代に取り残されない企業になるのではないでしょうか。