株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

失敗を恐れない

日本でなかなかDXが進まない理由の1つとして、失敗を許さない風潮があげられます。
良く言えば、品行方正で信頼を積み上げる事に価値を見出す国、日本。
それゆえに、失敗をすると信頼が崩れ、これまでの功績を0又は、マイナスにされてしまう事があります。


DXには失敗がつきものです。
海外では『失敗は成功のもと』が当たり前であり、失敗を恐れ行動しない者を評価しません。
DXは10個ためして1個成功すれば良い方だと言われています。


1回のDX推進が仮に失敗したとした時、失敗したから終わりだとやめてしまうのか、
それとも、このやり方は失敗だったから、違うやり方を考えようと次の一歩を踏み出すのかどうかで、DXへの成功と失敗が決まってきます。


もしも、1回、2回と失敗したところで、DXを諦めたら、そこからの成長や成功は決してないでしょう。
なぜなら、諦めた時点でDXの失敗が確定してしまうからです。
逆に言い換えれば、諦めなければ失敗は失敗ではありません。


スモールスタートで、小さな失敗を繰り返し、成功した時はその成功や、成功までの過程で得た経験をいかし、より良い会社へと変革していく事がDXの本質とも言えるかもしれません。