株式会社 スクラムソフトウェア

DXコラム

DXの成功とは

先月、勉強のためにDX関連の展示会へ見学に行ってきました。
そこでは多くの企業の方々がDX関連の自社製品の素晴らしさを伝えてくださり、製品を利用した際のメリットについてたくさんお話をしてくださいました。
そこで感じた共通点として、

・デジタルがベース
・データを計測できるものは、データを有効利用する事が可能
・最新の技術を使用(AIなど)

DXの展示会なので、全て「あたり前」と言われればそれまでですが、DXをテーマにしても、製品様々。企業1つ1つに別の課題があるように、DX関連の製品も様々でした。DXを推進するのに、DXをうたっているツールを導入すれば良いというわけではありませんが、自社の課題が分かっているならば、上手にDX関連商品を利用するのも良いと思います。
ただ、ツールを手に入れただけで満足して、実際は利用しない。または、ツールを導入して利用したが、自社の実態と合わず、逆に業務に支障をきたしてしまった。などといった失敗のないようにしたいものです。

また、人は変化が苦手な人と、変化を好む人がいます。
どちらが正しいとか正しくないという問題ではなく、どちらの考えの人が会社にいてもおかしな事ではありません。
では、変化が苦手な人をどうしたら良いのでしょうか?
個人的な考えになってしまいますが、教育をするのが最良だと思います。
それは、苦手意識を克服させるという意味の教育ではなく。
今まで慣れ親しんだ作業が、新しいシステムによって、どのようにこれまでよりも良くなるのかをしっかり伝える事や、新しいシステムの使い方を丁寧に教える事によって、苦手意識を克服できるのではないかと思います。

DXといっても成功への道や成功のゴールは1つではありません。多種多様な業種があり、多種多様な成功への道筋があります。そして、DXに成功したからといって、それはゴールではありません。
時代の変化に対応しつつ、生産効率を高め、企業価値を高める続けることがDXの成功と言えるのではないでしょうか。